グリセリンの化粧水

グリセリンは化粧水などに配合されているもので、優れた保湿作用があります。手作りコスメの原料素材としてもよく利用されるため、単独でも市販されています。無色透明、甘みと粘りのある液体で、植物の油脂を原料にした天然のものと石油を原料にした合成のものがありますが、パーム油やヤシ油から作られる肌に優しい植物性のものが多く出回っているようです。油や水、アルコールにも溶けやすいので、自宅でコスメを作る時の保湿成分として重宝されています。毒性もほとんどなく、目薬や浣腸液などの医薬品として、また脂肪酸と反応させて作られるグリセリン脂肪酸エステルは乳化剤として食品分野でも使われるほど安全なものです。このように医療や食品添加物として使用されているグリセリンを化粧水の保湿剤として利用することで、トラブル肌や敏感肌でも安心して使えるものができあがるというわけです。グリセリンで化粧水や石鹸を作って使い続けると、肌が元気に蘇ってくるかもしれませんよ。

グリセリン化粧水に尿素で効果アップ!

グリセリンの化粧水を作る時に尿素も一緒に入れると、その潤い成分により、肌への保湿効果がより高くなります。尿素には角質層の水分を保持する作用だけではなく、角質を作るタンパク質にも作用して余分な角質を取り除く働きもあり、みずみずしくツルツルなお肌に変えてくれます。生体成分なので毒性もなく副作用の心配もないため、肌にも安全でどんな肌質の人にでも合い、市販のコスメや手作りコスメでもよく使われています。しかし、使う量には気をつける必要があります。濃度が濃すぎると逆に肌荒れしてしまうこともあるので、薬事法では、配合が許されている量は3%が上限とされています。グリセリン化粧水に混ぜる時は、この量をきっちり守る必要があります。もっと保湿効果を出したい場合は、ヒアルロン酸を加えても良いでしょう。ただ、安全なものを使うからといって、全ての肌に合うわけではありません。グリセリン化粧水を手作りしたら、まずパッチテストなどで異常が起きないかどうかを確かめてから使うようにすることが大切です。

グリセリン化粧水の作り方

グリセリン化粧水の作り方は簡単です。容器に精製水を入れクエン酸(0.1%)を入れてよく混ぜ、グリセリン(5〜10%)を加え、さらにアルコール(5〜10%)を加えたら精製水を追加するだけ。精製水は全量で100%で、最初が20%、後で加える分が80%となるようにします。普通の水と違って不純物がなく、溶解剤として使われているという性質上、肌への浸透は抜群です。ただ、微生物や細菌がつきやすいのであまり日持ちはせず、グリセリン化粧水を作ったら冷蔵庫保存で1ヶ月以内には使い切るようにしましょう。自宅で手作りコスメを楽しむ時は、使用する道具や容器などをきっちり消毒することも大切です。また、保湿剤やビタミンなど効能の高いものを配合する時は、必要以上にやたらと量を入れるのではなく、適正量を守りましょう。尿素やヒアルロン酸などをグリセリン化粧水に加える場合、性質や特性をよく理解した上で、適した分量を配合するように気をつけ、パッチテストなど肌への安全性の配慮も必要です。

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